「建築技術」2018年6月号(no.821)に
『戸建住宅地管理論-自律共生型社会による』の
書評が掲載されました。
本書では、家づくりとまちづくりに関する考え方や事例がまとめられている。家づくりでは、住宅を建てた後の、まちにまいで広がるさまざまな事象の将来を視野に入れた設計が重要である。<中略>後半で語られる「プレイスメイキングが興味深い。その特徴は、コミュニティを主導とし融通をきかせ、将来を見通す。意匠を優先せずに機能を考える。変化を続けて横断的な考えをもつ、など。<中略>住宅を建てるときの考え方、住宅とまちのあり方やかんりの手法など、設計者や売主が参考にできる知見が解説されている。
評者:金丸宜弘((株)環境設計研究所)